環境と条件反射と心の状態
人はある条件下で一定反応を繰り返すと、その条件下での反応が条件反射として身につきます。こうした条件反射の定着は、日常の生活の中で知らない間に起こっています。こうした条件反射の定着で怖いことは「知らない間に身についてしまうこと」です。
それでは望まない条件反射を心身に定着させないためにはどうすれば良いのでしょう。
大切なことは〇〇する場所を決めるということです。
環境は知らず知らずのうちに心に影響を与えています。キッチンで喧嘩をすると大喧嘩になりやすいといわれています。それは包丁やナイフ、フォークなど凶器となりやすいものがあるので、心が戦闘的になりやすいからです。
こういったルールを作ることで気持ちを切り替えやすくなったり、その場所ですること以外はしなくなってくるので、食べる場所を決めることで食べ過ぎて太ってしまうことも防げますし、喧嘩をし始めても部屋を移動することで気分がおさまりやすくなりす。
「ツイツイつまみ食いをしてしまう」「ツイツイ感情的になってしまう」「集中力が続かない」「気分の切り替えがうまくいかない」等、自分が思っているようにふるまえない時は望まない条件反射が知らない間に身についていないかチェックしてみましょう。望まない条件反射に気づいたら「〇〇する場所」を決めて、新しい条件反射を体に定着させましょう。
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