ストレスと便秘の関係
「便が数日でないなんて珍しくない!」なんていう人も少なくないようです。
しかし、便秘が続くと以下の理由からストレスを感じやすくなってしまいます。
- 交感神経過剰の状態が続いているから
便秘が起きるのは腸の働きが不活性になっているからです。
食べた物を移動させるための蠕動運動が低下している状態です。腸の蠕動運動は副交感神経が優位の時に活発になるので、便秘の時は交感神経が過剰な状態が続いているということになります。
便秘が続いている人は交感神経が過剰に働いているので、全身の血流が悪化して、体の隅々まで酸素が行き届かなくなっているのです。酸欠の状態が続くと体のエネルギー代謝が低下して倦怠感を感じやすくなるとともに、外部の刺激に過剰に反応するようになったり、思考力が低下するので気持ちの切り替えがうまくできなくなってイライラしてしまうのです。
- 便秘が続くと血液の質が低下するから
便秘が続くと腸内の悪玉菌が増加します。
腸内で悪玉菌が増加すると、腸内で有害が作られて血液中に溶け込んでしまいます。そうなると血液の質が低下して酸素や栄養を運ぶ能力が低下して体の隅々まで栄養や酸素を運ぶことができなくなってしまいます。
血液の質が低下すると細胞の酸欠+栄養不足が起こって、これもやはり、エネルギー代謝の低下、外部刺激への過剰反応、思考力の低下を招きます。
また、栄養不足から体の修復能力が低下し、体の組織全体の機能低下を招きます。
「たかが便秘」と思っていても、便秘は身体中の機能を低下させ、ストレスを感じやすくさせてしまうのです。
便秘を解消しよう
- 適度な運動をする
- 食物繊維をたっぷりとる
- 善玉菌の入った食品 ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品がオススメです。
- お腹を冷やさない
- リラックスする習慣を身につける
- 吐く息を長めにゆっくりと腹式呼吸をする
- お腹のマッサージをする
- 合谷など腸の働きを活性化するツボを押す
など腸に優しい習慣を身につけて、ストレスフリーの生活を目指しましょう。
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