同じ姿勢ばかりとっていませんか?
肺は自力で収縮したり、拡張したりして息をすることができません。
呼吸をするためには呼吸筋(肺が入っている胸郭を包む筋肉)が収縮、拡張することで胸郭が広がったり縮んだりすることで肺を動かさなくてはなりません。
これらの筋肉は横隔膜、胸、首、背中の筋肉の動きと関わっているので、運動不足になったり、同じ姿勢を長時間続けたりすると機能が低下して疲労が蓄積してしまいます。
この時、特に背中に痛みを感じやすいので呼吸筋の活動不足は背中の痛みを感じやすくさせるのです。
こういう原因で起こった痛みは胸郭を大きく動かして深い深呼吸をすることで呼吸筋を動かし、関係の深い、胸、首、背中の筋肉を刺激することが効果的です。
深呼吸をしながら胸郭周辺の筋肉を大きく動かすことを意識してみましょう。
背中の痛みが緩和されるでしょう。また、普段から呼吸筋を大きく動かす練習をしておくことで、呼吸筋が柔らかくなるので、血流が良くなって筋肉が疲れにくくなったり、大きな呼吸ができるようになるため、たくさん酸素を摂取することができるようになって頭がすっきりしたり、疲れにくくなるという効果もあります。
呼吸と関わる筋肉
胸鎖乳突筋、斜角筋、内助間筋、外助間筋、横隔膜、外腹斜筋、腹直筋、前鋸筋、大胸筋など
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