酸欠が続くと・・
現代人の多くが酸欠状態にあることはこれまでにもお伝えしました。
体が酸素不足の状態が続くと細胞に届く酸素量が低下して、細胞の働きが不活発になるので、様々な組織の働きが滞ってしまいます。
その結果、 肩こり、腰痛、疲れ、倦怠感、消化不良、冷え性、精力減退便秘、下痢などの身体的症状が現れやすくなるばかりでなく、気力の低下、ネガティブな思考の増加、気分の落ち込みなど精神的な症状も現れやすくなります。
さらに言えば、高血圧、がん、心臓病などありとあらゆる病気のリスクも高まるといわれています。
反対に、体にたっぷりの酸素を取り入れることができれば、細胞の働きが活発になるので、内蔵、脳、神経、分泌系のありとあらゆる組織の働きが向上し、その機能がアップします。
注意して欲しい飲酒と喫煙
アルコール1を分解するのにその3倍の酸素が必要ですし、喫煙によって体内に取り込まれる一酸化炭素はヘモグロビンが酸素を運ぶのを邪魔してしまいます。
つまり、過度の飲酒や喫煙は体の酸欠状態を加速させてしまうのです。
体の酸欠状態を改善するためには、呼吸力(呼吸機能、酸素の取り込み機能)の向上、血流の改善がポイントになりますが、そのために生活習慣や運動習慣を見直す必要があります。
ここからは、これらの具体的方法について考えていきたいと思います。
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