リンパを知ろう3!!

リンパの種類

アドバイスする女性

全身のリンパの流れは体の左右で異なっています
体の左側は下半身→お腹→胸管(左リンパ本幹)という流れと、左上半身からのリンパの流れが合流して、左の鎖骨下にある左の「静脈角」と呼ばれる部分へ繋がっています。

これに対し体の右側は右上半身からの流れが「右リンパ本幹」に合流して右の鎖骨下にある「静脈角」へと流れていきます。
右の鎖骨下にある「静脈角」へと流れていくリンパ管は、左の鎖骨下にある左の「静脈角」へと流れていくリンパ管と比べるとかなり守備範囲が狭いのです。

リンパの流れ

また、リンパ管には浅い部分を流れるもの(浅いリンパ)と、深い部分を流れるリンパ(深いリンパ)があります。
どちらのリンパも血液と比べてずっとゆっくり流れています。

リンパの流れは末端の毛細リンパ管から始まります。
足先や指先から始まる毛細リンパ管は皮膚のすぐ下を流れている浅いリンパです。

これらの毛細リンパ管が合流を繰り返しながら太いリンパ管(内部に弁がある)に合流して、リンパ節へと繋がっています。
太いリンパ管はリンパ節を通過するたびに太くなってリンパ本幹へと繋がっていきます。

浅いリンパは皮膚のすぐ下(静脈の近く)を流れているので、マッサージやストレッチをして、その流れを良くすることでむくみ、筋肉疲労、コリ、ハリが解消されるとともに、リンパ液の新陳代謝が改善するので、美肌やダイエットにも貢献します。

喜ぶひよこ

浅いリンパは皮膚のすぐ下にあるので、マッサージは手のひらの柔らかい部分や指の腹を使って優しく行いましょう。
あまり強くやりすぎるとリンパ管にストレスがかかって逆効果になってしまうので気をつけましょう。

深いリンパは血管に沿って流れています。
内臓に絡みつくように張り巡らされているので、刺激を与えるとリンパの流れが良くなって内臓の働きが改善されます。
深いリンパを刺激する時は適度な圧力を両手でかけながら行いましょう。

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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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