生命力のステージについて
人の人生を生命力の強さによって5つのステージに分けてとらえる概念があります。
自分の人生を最大限に自分らしく生きているステージ5から死を意味するステージ0までに分けて考えます。
ステージの差は個人の生命力の強さによって生まれます。
生命力の差は遺伝的な影響もありますが、大部分の人は「生命力を奪う力」の差によって生じます。
この「生命力を奪う力」とは何でしょうか?
「生命力を奪う力」
- 過去からの影響力
- 過去の影響によって生まれる選択の特異性による特定スキル・機能の低さ
- 外部要因(自分では影響を与えられない環境、運、状況、出来事など)
過去の出来事は今の思考や行動、身体的機能、様々な感情の強度などに影響を与えています。
例えば子供のころにひどいイジメにあった人は心の中に「人を信じてはいけいけない」というスキーマ(基本的な価値)を作り、大好きだったゆで卵を食べて食中毒になり生死の境をさまよった人には「卵を食べてはいけない」というスキーマが生まれます。
これらのスキーマは心の奥の方(潜在意識)の中にあるので、普段は特に意識しませんが、それに関わる場面になると現れて心身に強い影響を与えるようになります。
スキーマは「自分の生命を守り生き残るため」に作られるのですが、時間が過ぎて環境や状況が変わっても絶えず心身に影響を与え続けます。
例えば周りがひどい人ばかりでイジメられていた子供時代時には「人を信じるな」というスキーマは自分の「心身を守り生き残るため」に役立ったのですが、社会人になり会社の一員となってチームを作らなければならない状況になると、これまでとは反対に人間関係を阻害して孤独を作りだし、「自分を傷つけ生命力を奪い取る」働きをしてしまいます。
顕在意識(普段から意識している自分の」では「人を信じたい」「周りと仲良くしたい」と願っても、潜在意識から「人を信じてはいけない」というスキーマが心身に影響を与えてその願いを邪魔してしまいます。
潜在意識のの中に作られたスキーマはとても強力で「不合理」「非論理的」なのです。
また、過去の影響によって選択に変化が生じます。その選択によって使われるスキルや機能が変わってきます。例えば「人間を信じてはいけない」というスキーマを持ち、子供の頃から人を信じてこなかった人は、「人と親密になる」というスキルが低かったり、安心するという感覚が弱かったりします。
これまでの人生で使わなかったスキルや心身の機能は低いのです。
「過去からの影響力」と「特定のスキル・低さ」によって、外部要因から強い影響を受けたり、ネガティブな感情を感じ続けることによって「生命力」を奪われているのです。
あなたは今、「生命力のステージ」どのレベルにいるでしょうか?
もし、ステージ0の直前だったり、ステージ1、2、3にいるのなら、生命力のステージを押し上げて「幸せ体質」になってみたいと思いませんか?
生命力のステージを押し上げる方について(幸せ体質になる方法)
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