自律神経の働きで異なる2つの疲れ
自律神経のバランスが崩れると疲れやすくなることについては前回お話ししました。
交換神経型の疲れ
交感神経が優位になると活動的で機敏になるので、歩行速度や食事のスピードなども速くなりがちです。
交感神経が優位の状態が続く(交感神経型)の人は睡眠時間や入浴時間も短めになりがちです。
「活動的なことは良いことじゃないか!!」と思う人もいると思いますが、このような生活は体に負担をかけてしまいます。
特に大きなストレスを抱えている人や薬を常用している人は交感神経が優位になりやすいので交換神経型の疲れを引き起こしやすくなります。
副交感神経型の疲れ
「体を動かすと、すぐに疲れ」てしまいます。
体を動かす機能や筋力が低下しているのですぐに疲れを感じてしまうのです。
そのため、さらに体を動かす機会が減少してしまうので、休めば休むほど疲れがひどくなってしまいます。
副交感神経が優位の状態が続く(副交感神経型)の人は、自分で「体力がない」と思い込んでることが多いのですが、副交感神経優位の状態が長いため疲れを感じやすいので、自律神経のバランスが調うと疲れにくくなります。
体力がないのではなく、自律神経のバランスが崩れているので疲れやすいのです。
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