加圧トレーニング理論編(30)

通常の筋力トレーニング

筋肉を大きくしたり筋力を増加させることが目的で行う通常の筋力トレーニング(高強度レジスタンス・トレーニング)では、セット間の休息時間をある程度短くすることで効果が高まると考えられています。また最大疲労に達するまでに途中で休息を入れると効果が低下するという報告もあります。ですから通常の筋力トレーニングでは1RM(1回上げることができるギリギリの重さ)の65~80%負荷を使って、休息なしで正確な運動の反復をその運動ができなくなるまで繰り返すことが大きな効果を得るために重要であると考えられています。

加圧トレーニング

加圧トレーニングでは連続運動を行って最大疲労を感じる(筋放電量が高まった)状態で休息を取って、その後運動を再度繰り返すという方法が最も効果が高まります。

ストップウォッチ

加圧トレーニングで高い効果を得るために
  • 1RMの20%程度までの負荷を使用する
    負荷が高すぎると加圧トレーニングの長所を生かし切れなくなります。
  • 7回~15回の反復運動で最大疲労を感じる程度に圧力と負荷を調整する
  • 30秒~1分程度の休息を取って反復運動を繰り返す

通常の筋力トレーニングと加圧トレーニングではトレーニング効果を高めるためのポイントが違うのです。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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