脳の機能
情報伝達は神経細胞にあるシナプス間を伝達物質が移動すること神経の刺激として伝わります。
脳をたくさん使うと神経ネットワークが増加して機能が高まり、その機能は持続します。
こうした効果は、どんな刺激が与えられるかで効果が変わります。
また、関心や興味を持ち、意識し、集中し、気持ちよく楽しみながら行うことでネットワークの増加の効率が良くなります。
さらに、複数の事を並行して行ったり、新しい刺激が次々と加わったり、手足の動きや言葉が伴っているとより高い増加効率を示します。
複雑な動き、慣れない動きをおこなって脳を混乱させることで効果はアップします。
効果的に脳に刺激を与え、脳のネットワークを増加させることは、ケガや認知症のリスクを低下させるだけでなく、体の異常に早く気付いたり、気分を安定させて毎日を気分よく過ごすことにもつながります。今まで連携していなかったシナプスをつながることで
- 脳機能の向上
- 神経機能の向上 感情のコントロール能力の向上 筋肉の機能の向上 情報収集器官(目、耳、体感)の機能の向上 空間/体感覚認識の機能の向上
などが期待できます。
音認識と動作の連動
2人で声を出し合いながら行います。キャッチボールを行います。
【基本動作】
- ボールを持っている人と、もう1人の人が向かい合った状態で適度な距離(最初は2~3m程度が良いでしょう)を取って立ちます。
- ボールを持っている人が「右」「左」とキャッチする手を指示する声を出しながらボールを投げます。
- もう1人が、指示された方の手でボールをキャッチしながら、それと同じ側の足を一歩前に踏み出します。
- 1~3を交互に行います。
【バリエーション1】
- ボールを持っている人が「右」「左」とキャッチする手を指示する声を出しながらボールを投げます。
- もう1人が、指示された方の手でボールをキャッチしながら、それと反対側の足を一歩前に踏み出します。
- 1~3を交互に行います。
【バリエーション2】
- ボールを持っている人が「動物」「植物」と声をかけながらボールを投げます。
「動物」= 右手 「植物」= 左手 とあらかじめ決めておきます。
もちろん、言葉は好きなものを使って結構です。 - もう1人が、指示された方の手でボールをキャッチしながら、それと同じ側の足を一歩前に踏み出します。
- 1~3を交互に行います。
※手と反対側の足を踏み出す方法も行ってみましょう。
【バリエーション3】
- ボールを持っている人が「動物」「植物」と声をかけながらボールを投げます。
「動物」= 右手 「植物」= 左手 とあらかじめ決めておきます。
もちろん、言葉は好きなものを使って結構です。 - もう1人が、指示された方の手でボールをキャッチしながら、それと同じ側の足を一歩前に踏み出します。その時、動物と言われたら度物、植物と言われたら植物の名前を言いながらキャッチします。
- 1~3を交互に行います。
※手と反対側の足を踏み出す方法も行ってみましょう。
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