脳疲労から回復の回復のために
脳と体にエネルギーを充填してやる気と元気を湧き上がらせるためには、
- ストレスからの影響を低下させること
- 血糖値を安定させること
- 興奮剤(白砂糖、カフェイン、ニコチンなど)の摂取をできるだけ減らすこと
が大切です。
ストレスへの影響を下げるための方法はたくさんありますが、臓器という側面からのアプローチでは副腎の状態をベストに保つことがとても重要です。
副腎は腎臓の上にある臓器です。
とても小さな臓器ですが、やる気と元気を作り出すとても重要な臓器なのです。
興奮剤を使って無理りやり一時的に回復させてしまうと、更に副腎を疲弊させてしまうので注意が必要です。
そのために役立つ安全な栄養素にはアダプトゲン、アミノ酸、ビタミンがあります。
フェニルアラニン、チロシンなどのアミノ酸は副腎の働きを高めてくれます。
パントテン酸、ビタミンCなどのビタミンは副腎から分泌される抗ストレスホルモンを作るために必要です。
ビタミン様物質であるコエンザイムQ10も副腎を疲弊から守ってくれます。
高麗人参、アシュワガンダ、カンゾウ、ロディオアといったアダプトゲンは脳の適度な興奮を維持するための鍵となります。
カンゾウは副腎や解毒の強化にとても効果的です。
高麗人参は副腎皮質ホルモン(副腎の表層から分泌される)の分泌をコントロールして副腎を疲弊から守ってくれます。
副腎皮質ホルモンはストレスと戦うためにとても重要な物質なのです。
コーヒーやタバコなどの興奮剤には即効性がありますが、アダプトゲン、アミノ酸、ビタミンには即効性はありません。
脳が安定的に働くためには安定した糖質レベルと酸素レベルが必要ですし、血糖値が不安定だと、すい臓と副腎がオーバーワークになって疲弊してしまいます。
血糖値が安定していないと脳が混乱して気分が安定しなくなり集中力も低下しますし、副腎が疲弊するとストレス対抗ホルモンのコルチゾールなどが適正量分泌されなくなるのでやる気が出なくなったり落ち込みやすくなります。
血糖値が安定しなくなってしまう大きな原因が精製された糖質の多量摂取です。
砂糖を代表とする精製された糖(白米、小麦etc)を摂取を控え、精製されていない糖質(玄米、黒砂糖、全粒粉の小麦など)を意識して摂るようにしてください。
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