脳の疲労への誤った対処方法
疲れが溜まったと感じると多くの人が元気を出したり、やる気を起こそうと興奮剤(カフェイン、ニコチン、白砂糖etc)を使います。タバコ吸ったり、コーヒーを飲んだり、甘いものを食べて対処しようとする方は多いでしょう。
これらの興奮剤は効果を体感しやいので安易に用いる方も少なくないのですが、安易に多用すると問題が発生するので注意が必要です。
ソフトドリンク
一般に販売されているソフトドリンクは摂取量などを考えて慎重に選択したほうが良いでしょう。たとえばコーラ系のドリンクはコーラの実をを原料に作られています。コーラの実には3%程度のカフェインが含まれています。
コーラ系ドリンク一缶(350ml)にはカフェインが40~60mg程度は含まれていると考えられます。
またコーラでなくても大量の白砂糖や合成着色料が使用されています。白砂糖も合成着色料も脳を興奮さる成分です。
合成着色料を日常的に摂取している子供は、教室でソワソワして落ち着けない多動が発生しやすいことが確認されています。
カロリーを減らすために合成甘味料のアスパルテームを使用したソフトドリンクもあります。アスパルテームはアスパラギン酸とフェニルアラニンのメチルエステルをドッキングさせたものです。
アスパラギン酸はグルタミン酸と並ぶ興奮性アミノ酸で、これらの摂取量が多いと脳内の神経細胞が極度に興奮しつづけてしまいますので、ひどくなると震えやイライラ、不眠などの症状が現れる場合もあるそうです。
しかも人口甘味料のアスパルテームは食欲を刺激するので、食欲が増進し甘いものが欲しくなってしまいますので、カロリーを減らそうとアスパルテーム入りのソフトドリンクを飲んだことで結果的に太ってしまうこともあるのです。
ソフトドリンクを飲む場合には「成分をよく見て飲む」「多量に、日常的に飲まないようにする」などを心がけましょう。
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