幸せを増やす講座91

上手に頼みごとを断る方法③

頼まれごとをされた時、断ってしまうと「相手の気分を害してしまうのでは・・・」と思って断れないことも多いものです。しかし、断ったことで相手の関係が悪くなるのではなく、断り方に問題があって相手の気分を害してしまうことも少なくありません。断ることが苦手な人の多くは、相手の立場を尊重しながら断るスキルが身についていないため、断る時「強い言葉」や「強い言い方」で断ってしまうということに気づいていません。

より良い提案をするという断り方

頼みごとに対して「引き受ける」「断る」2つの選択肢しかないと考えてしまう人は少なくありません。そのため、頼みごとをされて引き受けたくない場合、「どうやって断ろう?」「断ったら怒るかな?」「ことわったら関係悪くなるかな?など、「相手の頼みごとをどう扱うか?」ということで頭がいっぱいになってしまいます。

相手からの頼みごとが、よく考えた結果からの頼みごとではなく、思い付きである場合も少なくないとうことを意識しましょう。そんな場合は、断るという判断だけでなく、「自分にとっても、相手にとっても、より良い別の提案をする」という方法が有効です。

選択肢

よく考えましょう
  • 相手からの頼みごとが無意味と思えるようなことではありませんか?
  • 相手からの頼みごとが合理的でないと思えるようなことではありませんか?
  • 相手からの頼みごとより、もっと良い方法を知っていませんか?

上記のような時は、自分にとっても相手にとっても望ましい結果を導く、別の方法を提案してみましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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