疲れに強くなるための3つのキー
疲れに強い体を手に入れるために必要な3つのキーは
- 自律神経
- エネルギー代謝
- 免疫
です。
この3つキーの働きをよく理解して、総合的なメンテナンスができるようになることで、体は疲れをしっかりと回復させ、その性能を最高レベルで引き出すことができるようになります。
この3つのキーについて考える前に、ひとつ重要な法則について知っていただきたいと思います。
ルーの法則
「ルーの法則」は身体機能についての基礎理論で、
- 心身の機能は適度に使うと発達する
- 使わなければ萎縮(退化)する
- 過度に使えば障害を起こす
という心身の基本原理を説明しています。
つまり、無理をしすぎたり、楽をしすぎたりすると心身の機能は低下してしまうということです。
知らず知らずのうちに極端な生活をする習慣が身について、体の機能の特定の機能、組織を極端な使い方をしている人が多いのです。
その結果体内環境が悪化し、それを整えようとする時に様々な不調が現れるのです。
ですから、「不調」をなくしたいと考え、その場しのぎの対処療法を行って症状をなくしても、極端な生活習慣を見直さない限り、繰り返し(あるいは別の形で)その不調はあらわれてしまうのです。
様々な不調は極端な生活習慣を見直してほしいという体からのメッセージなのです。
この体からのメッセージに耳を傾けない限り、体に起こる不調は繰り返し、やがては命に関わるような大きな病気へとつながっていってしまうでしょう。
疲れない体、疲れを素早く回復できる体とは?
- 活動するためのエネルギーが豊富な体
- 病気にかかりにくく、体の修復能力が高い体
この2つの要素を兼ね備えた体です。
1はエネルギー代謝機能、2は免疫機能が担っていて、この2つの働きをコントロールしているのが自律神経なのです。
つまり、エネルギー代謝機能と免疫機能が高く、その調整能力(自律神経)が高い体が疲れない体、疲れを素早く回復できる体だといえるのです。
自律神経
活動に適した体調、休息に適した体調を切り替えるためのコントロールセンター
エネルギー代謝
生命を維持し、活動するために必要なエネルギーを生産、供給する機能。この機能が高いかどうかどうかは、疲れを感じやすいかどうかに強く影響しています。
免疫
体に侵入してくる外敵や異物、体内で発生する老廃物、異常な細胞を排除しすること。体を修復することによって体の恒常性を維持する機能。
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