不眠がもたらす交通事故

不眠のもたらすもの

寝不足、不眠というと眠気や体のだるさ、体調の悪化など身体的な辛さだけを頭に浮かべる人も多いのではないでしょうか?
しかし、寝不足、不眠がもたらすのは身体的な辛さだけではありません。
アドバイスする女性体調の悪化がもたらすのは、人間関係の悪化、仕事の効率の低下、感情面の悪化など様々なものがありますが、その中でも交通事故のリスクの増加はとても深刻な問題です。

現在年間約70万件〜80万件のの交通事故が日本で起こっています。
事故の原因が居眠り運転であると明確なものは全体の3%程度ですが、眠気が原因で反応が遅れたり、ミスをした事故も含めるとかなりの数が睡眠不足や不眠と関わっていると考えられます。

アメリカで起こった5000件以上の交通事故を分析すると、不眠症状がある方は一般の方に比べて交通事故を起こす確率が3.5 ~4.5倍も高くなることもわかりました。
不眠と交通事故特に居眠り運転は事故が大規模になりがちです。
居眠り運転による事故は危険回避行動なく、減速のないまま事故が起起きてしまうからです。

睡眠が不足した状態で運転すると、目覚めているつもりでも運転がへたになることが多くの実験で検証されています。
徹夜しなくても、平均睡眠時間が5時間以下になると、強い眠気によって車線をはみ出しやすくなることも確認されています。
交通事故毎日少しずつ睡眠不足が蓄積していくと、自分が睡眠不足であることが自覚できずないため、いつの間にかねむけに襲われ交通事故を起こしてしまう危険が高まってしまうのです。
睡眠不足の状態で運転することは飲酒運転と同じくらい危険だということも実験で明らかになっています。

たかが不眠、たかが寝不足と軽く考えず、眠れない日が続くのであればなるべく早く専門の病院で診察してもらうこと、寝不足の時は運転しないことを心がけましょう。


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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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