疲労蓄積の原因
低体温・冷え
低体温というのは体温が36度より低い状態のことをいいます。
一般的に年を取ってくると自然に体温が低くなるものですが食生活や生活習慣から子供や若い人たちが低体温になることも多いのです。
一時的であっても「体の冷え」は血流の悪化を招き疲れや病気の原因を作ります。普通に生活をしていても寒いところに長時間居たり、冷房の効いた場所で過ごしていると体は冷えにつながるので注意してください。
自律神経のアンバランス
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあって、この2つがバランスよく働くことで健康が保たれています。普段の生活では忙しい緊張するなどストレスが強い時は交感神経が優位に働きます。
交感神経が優位なりすぎると血管が収縮して血流が悪くなる状態が続きます。
逆に体を全く動かさないなど運動不足や交感神経を全く使わない環境にいると副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になりすぎると血管がゆるみすぎるので血流が悪い状態が続きます。
自律神経が交感神経と副交感神経が適度なバランスを保って、どちらにも過度に傾かないのが健康な状態なのです。自律神経のバランスが崩れた状態が続くと血流が悪くなり疲労の回復が遅くなってしまうのです。
食生活の誤り
血流が悪くなる原因のもう1つは「食生活の誤り」です。
誤った食生活を続けていると血管の状態が悪くなり、放置しておくとドンドン血管の内壁が厚くなり血流が悪くなって動脈硬化、高脂血症や高血圧、糖尿病などの病気になってしまいます。
血流が悪くなるので、疲労物質(乳酸など)もうまく排出されなくなり、疲れが取れなくなってしまいます。
コメント