食べ物で心をケアする講座13

ビタミン・ミネラルの重要性

ピロルリアについて

ピロルリアという疾病はご存知でしょうか?脳内にピロールという物質が過剰に存在する状態です。

ピロルリアについて

ピロールはヘモグロビン(血液の成分)をつくる時の副産物としてできます。ピロルリアの特徴的な症状には

  • 発育不足
  • 不快な体臭
  • 思春期の遅れ
  • 皮膚の引っかき傷など

があります。

ピロールはビタミンB6や亜鉛と結合して尿に溶けることで体外に排泄されます。つまりピロールが過剰になるとビタミンB6と亜鉛が不足してしまうということです。

ビタミンB6と亜鉛が脳と体から失われると感情が不安定になって不安になりやすくなってしまいます。

ビタミンB6の役割
  • ビタミンB6が不足するとドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、メラトニンといった心の安定に必要な伝達物質が作れなくなります
    (ビタミンB6が脳内の伝達物質の生産に関わっているため)
  • ビタミンB6が不足すると乳酸が増加して不安になります。
    (ビタミンB6はピルビン酸から乳酸を作る反応を抑え働きがあり乳酸が増加する不安と不安になりやすくなります)

※B6は酵母、レバー、肉類、かつお、かわはぎ、マグロなどの魚類、ダイズ、あずき、ソラマメなどの豆類に多く含まれています。

ビタミンB6の役割
  • ビタミンB6が不足するとドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、メラトニンといった心の安定に必要な伝達物質が作れなくなります
    (ビタミンB6が脳内の伝達物質の生産に関わっているため)
  • ビタミンB6が不足すると乳酸が増加して不安になります。
    (ビタミンB6はピルビン酸から乳酸を作る反応を抑え働きがあり乳酸が増加する不安と不安になりやすくなります)

※B6は酵母、レバー、肉類、かつお、かわはぎ、マグロなどの魚類、ダイズ、あずき、ソラマメなどの豆類に多く含まれています。

牡蠣

亜鉛の役割
  • 亜鉛が不足すると感情が不安定になります。
    (亜鉛は沢山の酵素の補因子です)
  • 亜鉛は脳の発達やその働きに重要な役割を果たしています。不足すると脳の発達や性的な発達が遅れる、食欲不振、味覚異常や嗅覚障害、イライラ、疲労、無感動、健忘症、うつ病、といった多くの感情に関わる症状が起きます。亜鉛不足と拒食症にも因果関係があるともいわれています。
  • 亜鉛には脳から有毒な重金属を取り除く働きがあります。
    脳内で亜鉛が欠乏すると銅レベルが上がりパラノイア、暴力、気分の激変、幻覚、幻聴などが発生しやすくなります。鉛がハイレベルになると学習や行動に障害が起きます。
    脳内で亜鉛が欠乏すると水銀レベルが上がり不安、感情の不安定化、過剰な反応、不眠を引き起こします。
    脳内で亜鉛が欠乏するとカドミウムレベルが上がり
    多動、幻聴、脳の神経細胞のダメージなどが発生しやすくなります。

ビタミンB6と亜鉛のレベルを適切に保つことは心と体の健康を維持するためにとても重要です。ビタミンB6と亜鉛が不足すると心身が健康な人であっても感情が安定しなくなってしまうので、当てはまる症状がある人は食生活を見直してみましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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