幸せを増やす講座107

仕草を使ってストレスを緩和しよう

感情と言動の関係

よく「悲しいときは笑ってみよう」と言いますが、心理学的にはとても良いことです。ただし、無理して笑いながら「惨めだ」と感じてしまうならやめたほうが良いでしょう。意識を向けた感覚を使ってしまうので「惨めだ」という感覚が強くなってしまいます。

笑顔だけでなく人が嬉しい時、楽しい時に行う仕草や行動をとることで気分に影響を与えることができます。「そんなこと一時しのぎじゃないか!」と思う人もいるでしょうが、「人は使った感覚が強くなっていきます」ので、一時しのぎでもストレスを感じている時間が短くなったり強度が下がったりすれば十分効果があります。そして上手に使えば嫌な気分を引きずらないでポジティブな感覚や感情で過ごす時間が増えていきます。

「嬉しい時、楽しい時に行う仕草、行動」

気づいた・閃いた

  • 飛び跳ねる
    バランスボールに座って飛び跳ねる、その場で飛び跳ねる
  • 握手をする
    感謝の言葉を伝える
ありがとう、サンキューなど
  • 笑う
  • バンザイする
  • ガッツポーズをする
  • 歓喜の声をあげる
    ヤッター、すごいなど
  • 大股で歩く
  • 鼻歌を歌う
  • 仕草を大きくする

など様々です。

ストレスの溜まっている時にこうした仕草や行動をとることで気分が良くなってストレスが弱まり、気持ちを切り替えやすくなります。自分が嬉しい時にどんな言動を取っているかをよく観察して、ネガティブな気分になった時は、ぜひその言動をとるようにしてください。

大切なことが一つだけあります。その言動そのものに意識を向けてください。「こんなことやるのは惨めだ」「馬鹿だと思われるんじゃないか」とネガティブなことを考えながらやっていると、その感覚が強くなってしまいます。嬉しい時、楽しい時に行う仕草や行動を上手に取り入れて、ポジティブな毎日を過ごしていきましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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