天職と実職
天職と実職という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
天職:時間が経つことを忘れてしまうほど楽しいこと 実職:生活の基盤になるものという考え方です。
よく「好きな仕事が見つからないから働けない」と言う人がいますが、そんな人には2種類のやり方で仕事に取り組んでいる人がいることについて考えてみていただきたいと思います。
- 天職と実職が別々の人
- 天職と実職が同じ人
の2種類です。
例えば「天職」が子育てで、「会社勤め」は実職という人がいます。この場合、会社での仕事が辛くても、子供と過ごす時間があることで快と不快のバランスがとれて充実した人生を過ごすことができるでしょう。
あるいは天職は「プラモデル作り」で実職は「公務員」かも知れません。この場合も快と不快のバランスがとれて充実した人生が過ごせるでしょう。
人によっては同じ会社の仕事の中で「外回り」は天職で内勤は「実職」だという人もいるかもしれません。
また、天職も実職も「野球」だという人もいるでしょう。1つの仕事の中で快も不快も体験しながら充実した人生を過ごしていくことになります。ただし、この場合年齢的な問題などで減益を引退した場合など、天職、あるいは実職、もしくはその両方とも改めて探す必要があるかもしれません。
天職と実職が一致していることを望む人は少なくありません。しかし充実した人生を歩むといった点では、仕事の選び方が1でも2でもどちらでも構わないのです。
大切なことはは人生の中に天職と実職の両方を持ち、快と不快のバランスを取りながら人生を歩んでいけるということなのです。「仕事が面白くないな・・」「人生がつまらないな」と感じている人は、自分の天職と実職について再点検してみることが役に立つかもしれません。
コメント