食べ物で心をケアする講座29

心と栄養素の深い関係

興奮を沈めるタウリン

タウリンは脳の抑制系のアミノ酸です。タウリンは体全体に分布していて、特に脳、心臓、白血球、筋肉、網膜などに多く含まれます。タウリンは神経細胞の膜を電気的に安定させるので(電荷の逆転を防ぐ)、脳が興奮することを抑制します。

タウリンは神経細胞を電気的に安定させる事で不安や緊張を和らげイライラを抑えるのでストレスを緩和してくます。偏頭痛や不眠を抑えたりコレステロール値を下げる働きや血圧を下げる働きもあるといわれています。

タウリンが不足すると脳が興奮しすぎて不安や緊張が強くなるのでイライラして、場合によっては多動やてんかん発作などが起きてしまうことがあります。

サザエ

タウリンは必須アミノ酸のシステインやメチオニンから体内で合成することができます。この時ビタミンB6が重要な働きをしますので、システィン、メチオニン、ビタミンB6を十分に摂取する事が大切です。ある報告ではタウリンを1回250~500ミリグラムを1日1回~2回 食後に摂取すると高い効果が得られるとしています。

多く含む食材

<魚類>

<貝類>

真ダコ 900~1670

やりいか 700

カツオ 160~830

鰤(ぶり) 180~670

真アジ 230

秋刀魚(さんま) 180

鰯(いわし) 170

サザエ 1500

ホタテ 670~1000

牡蠣(かき) 70~1180

蜆(しじみ) 32

アサリ 210~420

ミル貝 730

蛤(はまぐり) 550

鯖(さば) 170

虹鱒(にじます) 70

キングサーモン 55

鮪(まぐろ)の赤身 32

メバチの中トロ 8

<その他>

海栗(うに) 32

スルメイカ 360

車海老(くるまえび) 210

大正海老(たいしょうえび) 215

甘海老 60

食品100gあたりのタウリン含有量(単位:mg)

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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