加圧トレーニング理論編(32)

主動筋と拮抗筋

主動筋・拮抗筋・協同筋については以下を参考にしてください。

腕を曲げ伸ばしする動作
  • 肘関節を曲げる時は上腕二頭筋が主動筋になっています。
  • 肘関節を伸ばす時は上腕三頭筋が主動筋になっています。
  • 肘関節を曲ようと上腕二頭筋が力を発揮している時は拮抗筋になる上腕三頭筋は邪魔にならないように筋活動を控えています。
  • 腕を伸ばす時はその逆です。

チューブでアームカール

加圧トレーニングと拮抗筋

加圧トレーニングをすると筋肉の活動量が増加するため拮抗筋の筋活動も増加するのではないかと考える人もいますが、実際に加圧トレーニング中の筋活動を調べると拮抗筋の筋活動はほとんど変化していないことが分かります。

ですから加圧トレーニングでは拮抗筋を鍛えることにはつながらないのです。加圧トレーニングによってターゲットになる筋肉は「主動筋」+「協同筋」で「拮抗筋」は対象にならないのです。加圧トレーニングをするでも、通常の筋肉トレーニングの動作と同じ動きでターゲットになる筋肉を鍛えることができるということです。どの種目ではどの筋肉が対象になるのかをシッカリ理解してトレーニングを行っていきましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

関連記事一覧

ブログ

Q&A

コメント

この記事へのコメントはありません。


TOP
TOP