なかなか人と親しくなれない3
フロアーでエレベーターを待っている時は気さくに話をしていた知り合いや同僚が、エレベータに乗ったとたん急に無口になって視線を合わせなくなってしまった・・そんな経験はありませんか?
これは自分が相手に感じている親密度より高い親密度でなければ許可できないパーソナルスペース内に、相手が入ってきてしまったので動揺してしまっている上に、視線を合わせてしまうと、これまで感じていた親密度以上の親密度が生まれそうになって違和感を覚えてしまうからです。
人は自分が感じている親密感とパーソナルスペースに基づいた距離感が一致しないと無意識に視線や表情、距離を調節して、親密度を保とうとするのです。親しいと感じていない人が親密な関係に入った時はその関係性を維持するための行動を取ろうとするということです。
パーソナルスペースの違和感を上手に使おう!
人には追認という認知のパターンがありますので、親しくなりたい相手がいたら、エレベータの中でできるだけ視線を合わせて話してみると良いでしょう。
好意を持っている異性やなかなか心の距離が縮まらない上司などにはエレベータでは隣接する位置に立って積極的に話しかけるようにすることで効果的に心の距離を縮めることがでるはずです。
これだけ近い距離で話したのだから私はこの人に興味、好意があるんだ」といった具合に、事実に合わせて心の状態が変化すること
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