食べ物で心をケアする講座43

安全に健康的に疲労から回復するために

依存性のない安全な疲労回復栄養素があります

最近では健康に良くて依存性もなく元気・やる気を引き出してくれる栄養素が沢山見つかっています。それらを利用することで依存性がある興奮剤に頼らなくても元気でパワフルに、そして健康的に生活することができます。

興奮剤

白砂糖、カフェイン、ニコチンなどの興奮剤はドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンなどの脳内物質(これらを合わせて「キャット」と呼びます)の分泌を一時的に促進することで、脳や体の疲れが回復したように感じさせますが、耐性が生じて使用量が増えていくこと、依存性があることという問題を持っています。

アミノ酸

脳や体の疲労を回復させるためには、キャットの原料となるアミノ酸を積極的に摂取することで興奮剤に頼らず脳内でキャットを作り出す方が安全です。(キャットの生産にはビタミンやミネラルも必要なので、同時に摂取する必要があります)キャットの材料になるアミノ酸にはフェニルアラニンとチロシンがあります。

ストレス

これらのアミノ酸を摂取すると気分、エネルギー、性欲、集中力、記憶力が高まります。肉類(鶏肉、牛肉、羊肉)、鰹節、タケノコ、卵黄、バナナ、ピーナッツ、アーモンドなどに多く含まれています。ただし「ストレスが長く続くなど長期間これらのアミノ酸が不足した人」「急激なストレスによってこれらのアミノ酸の必要が増加した人」などは、食品から摂取するだけでは不十分なことが少なくありません。そんなケースではサプリメントとして補給することも考えてみましょう。
※これらのアミノ酸には副腎の働きを高めることで疲労回復する働きもあります。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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