幸せを増やす講座79

変化を加速するコツ

新しい事を始めても効果が現れて変化し始めたり、上達するまでは時間がかかるものです。取り組む対象にもよるでしょうが、スキル化を伴う取り組みには時間が必要です。

運動や勉強もそうですし、なりたい自分になっていく変化も同じです。新しい取り組みを始めても結果がついてこないとやがて「やる気が失せて元通り」なんてことになってしまいます。なかなか結果が出なくても最後まで取り組んで大きな成果を手にする人と、途中で嫌になってしまう人はどこが違うのでしょうか?

変化のスピード

2つの取り組み
  • 取り組みの結果どんな結果が手に入るか明確になっていること
  • 些細な変化を積極的に見つけて認めること

結果の明確化

取り組みを始めたばかりの頃は『手に入るものが何となくあんな感じ・・』でも取り組めるものです。しかし、取り組みをはじめてなかなか結果がついてこないと、取り組んでいる目の前の辛さや苦しさ、面倒くささばかりが目について、最初の目的はかすんでしまいます。まずは、取り組みを続ける事で起きる良い事をリストに書き出しましょう。『人は忘れる生き物』だからです。

良いこと悪い事のバランス書き出したら絶えず確認できるように工夫しましょう。壁に貼っても良いですし、スマートフォンの待ち受けにしても良いでしょう。絶えず目について思い出せる状態にしておきましょう。できれば関連する写真やイラストを使ってイメージしやすいものに加工しましょう。言葉よりもイメージの方が潜在意識に記憶されやすいからです。思い出したらそうなっている自分を何度も、何度も繰り返しイメージしましょう。

些細な変化を認める

「些細な変化を積極的に見つけて認める」理由は、「変化があるからこそ楽しいと感じられる」からです。何も変化が起きないと、やっぱり楽しくないのです。楽しくない事は続かないのです。「些細な良いことを集める(意識して感じる)」ことが大切です。

変化を求める人は、大きな結果を求めがちです。大きな変化ばかりを求めると達成できなくてネガティブな感情を感じてしまいます。体のトレーニングもそうですが、感情の感覚も使った感覚がトレーニングされて強化されていきます。

大きな結果ばかり求めて達成できないとネガティブな感情が強化されて感じやすくなってしまいます。大きな結果ばかり求める事でネガティブな感情の感覚をトレーニングしてしまっているのです。

ポジティブな感情(感覚)をトレーニングして感じやすくするために「些細な変化」を積極的に見つけて認めていきましょう。これを続けていく事で、使わない感覚は弱くなって(廃用)いくのでネガティブな感情も感じにくくなっていきます。

今日のポイント

小さな幸せを集めると大きな幸せが集まってくるのです

ポジティブな感覚を鍛える→良い気分を沢山味わえるようになる→良いことが沢山起きる→継続できる→大きな良いことが起きるという流れを作り出していきましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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