幸せを増やす講座94

会話上手とプレゼンテーション上手の違い

話がうまくなりたいと思う人は多いものです。話がうまければ(プレゼンテーションが上手ければ)人を楽しませることができますから、話し上手方が良い人間関係を作れると考えるからでしょう。

しかし、良い人間関係を気付きたいのなら、話し上手より聞き上手を目指しましょう。人は「自分の気持ちが伝わった」「自分が理解された」と感じることで喜びや心地よさを感じるので、話をしてくれた人より、話を聞いてくれた人に共感を持ちやすいからです。

話し上手な人の話を聞いて共感し、感動して、心が動かされたことでその人を好きになることもありますが、それ以上に、自分の話を聞いてくれる人、つまり聞き上手な人を求めていて、そんな人を好きになりやすいのです。この傾向は男性よりも女性の方が強いようですが男女共通の傾向です。

聴く

聞き上手になるために・・

人から受けるメッセージの70%〜90%は言葉以外の情報(ノンバーバル)から受け取っているといわれていますので、それらをフル動員して相手に「話を聞いていますよ」「あなたを認めたいと思っていますよ」というメッセージを伝える必要があります。

ノンバーバルの例
  • 視線(アイコンタクト)
  • うなづき(ペースやバリエーション、大きさ)
  • トラックバック(相手の言っていることを、相手の言葉を使い、時折整理して確認すること)
  • 共感(その場の感情にあった表情)
  • メモを取る(態度や行動)
  • 相手に胸やヘソを向ける(仕草)

また、相手は意見やアドバイスを求めていないことがあるので、長い意見を言ったり、過剰なアドバイスはしない方が良いでしょう。(アドバイスをしなくても、相手は話しながらいろいろなことに気づいていくものです。)自分を肯定的に受け止めてほしいなら、自分を好きになってほしいなら、まずは相手を肯定的に受け止め、相手を好きになりましょう。

そして言葉だけでなくノンバーバルも含めて相手にそれを伝えていきましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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