睡眠と3種類の体内リズム
眠気と覚醒を促す体内時計
人間の体内時計は24時間より少し長い周期で動いています。人のメインの体内時計は脳の視床下部の内側にある視交叉上核というところにあり、ここから出た時間情報が全身の細胞にある抹消の体内時計をコントロールしています。
朝目覚めた時、目に入った光が網膜から視神経を通ってメインの体内時計のある視交叉上核へ届きます。この時、体内時計が地球の時間に合わせてリセットされます。ですから平日の寝不足を取り戻そうと休日に遅い時刻まで眠っていると、この体内時計がリセットされないので体内時計が遅れたままになってしまいます。
人の体内時計は、朝の太陽の光をしっかりと浴びてリセットしないとドンドン遅れて行ってしまうのです。月曜日の朝がつらい理由は休日の寝溜めが大きな原因の一つなのです。
3つのリズム
体内時計のリズムには、約1日周期の概日リズムのほかに、約半日のリズム、90分~2時間のリズムも存在します。
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