捨てる/整理する
今の自分にとって不必要なものを抱え込むことは「こだわり」にも結びつくものです。
いらないものを捨てたり整理することが幸せを増やすことにつながると言われてもピンと来ない人も少なくないでしょう。所有するということで満足感を得ることができるので、所有することで幸せが増えると考える人が多いからでしょう。しかし「今の自分にとって不必要なものを抱え込むこと」は「今の自分に必要がないこだわり」や「管理の手間やストレス」を生み出しますし、「管理するためのスペース」も必要です。
必要なものだけ残す
「こだわり」が一概に悪いわけでは有りませんが、問題が生じ前に進めなくなっている時などはものを分類し、今や未来に必要ないものは捨てたり整理することで必要がないこだわりやストレスを減らし、それを前に進む力へと回して増幅すること必要です。「捨てること」「整理すること」で心の整理が進んで前に進む力が湧いてくるのです。
環境と心の関係
運が悪い、うまく行かない、イライラ、落ち込み、忙しい ⇒ 身の回りの状態 ⇒ 乱雑
運が良い、うまく行く、幸せ、楽しい、愛情を感じる ⇒ 身の回りの状態 ⇒ キレイ
運が悪い・うまく行かない・イライラ・落ち込み・忙しい・・・そんなことを感じていると、ごみ箱がいっぱいになっていても身の回りが汚れていても散らかっていても「どうでもよい」と感じてしまうものです。反対に運が良い・うまく行く・幸せ・楽しい・愛情を感じる・・・そんなことを感じている時は心に余裕ができて身の回りをキレイにして部屋に花でも飾ってみようかという気になるものです。
身の回りの状態をキレイに保つことは気分が良くなって幸せを感じやすい環境を作り出すことなるのです。そんな状態が続くことで良いことが起きやすくなったりするのです。
身の回りが乱雑 ⇒ 不快 ⇒ ネガティブな感覚・感情をトレーニング ⇒ ネガティブな感覚・感情の強化 ⇒ パフォーマンスの低下 ⇒ 悪いことが起きやすくなる
身の回りを整理整頓 ⇒ 快 ⇒ ポジティブな感覚・感情をトレーニング ⇒ ポジティブな感覚・感情の強化 ⇒ パフォーマンスの向上 ⇒ 良いことが起きやすくなる
物を沢山持ちすぎていると身の回りをきれいに保つことが難しくなってきます。身の回りを常にきれいに保つためには、物の量を収納の60~70%以下に保つ必要があるといわれています。身の回りが整理整頓された状態を維持するためには物の量を収納の60~70%以下に保つために不必要なものを捨て、絶えず身の回りをきれいに保つことができる基盤を作るよう心がけましょう。
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