自信を育てる
こんな風に考えている人は少なくないのではないでしょうか?
実をいうとただ頑張って結果を残すことだけでは自信は育っていきません。
結果だけじゃない!!
自信は大きく分けると「存在由来の自信」と「結果由来の自信」の2つの要素から構成されています。そしてこの2つの要素は相互に関係し合っています。
存在由来に対する自信が強化されることで色々なことに興味を持ちチャレンジして結果由来の自信を育てるチャンスを持てるとともに、失敗しても完全に自信をなくしてしまいにくいのでチャレンジのチャンスを何度でも持つことができます。また結果由来と存在由来による自信は相互に関係していますので、存在由来に対しての自信(幼年期~思春期に強化されやすい)がないと結果由来に対する自信も育ちにくいため、「大きな結果/実績を残す」「わかりやすい愛情を得る」「丁寧な扱いを受ける」など強くて確認しやすい結果/実績を得たり関係をもとめるようになり、それを得ることで結果由来の自信を強化しようとする傾向が強くなります。しかし、そのような大きな結果を得られることは少なく得られたとして長い長い時間が必要ですし、結果が出るかでないかは運などの実力とは別の要素が影響するため毎回結果が出るわけではないため安定した自信を育てることができなくなってしまいます。
やり方を変えるとうまく行く
自信を上手に育てられない人は結果由来の強化をはかるのをやめて存在由来の強化を目指すと良いでしょう。存在由来の自信は「動物的な感覚(安全、安心、心地よい」「進歩した」といった「快の感覚」と強く結びついて育つため、存在由来によって強化される自信を育てるためにはできるだけたくさん「快の感覚」を得ることが必要です。(本来は子供の頃に沢山感じて育てるものです)
快を感じられる習慣を身につけ快を感じる感覚を強くして存在由来の自信を強化していくことで自信を強化することができるのです。自信を育てたいなら自分を責めるのではなく、反省できる点は反省し対策を見つけたら失敗についてはすぐに忘れてしまいましょう。その方が存在から生まれる自信を育てる時間を長く取れるからです。
存在由来の自信と結果由来の自信は車の両輪のようなものです。どちらか片方だけでは前に進むことはできません。
毎日の暮らしに快を感じられる時間を意識して増やし存在理由が生み出す自信も育ててくださいね。
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