エンパワーエモーション
ネガティブな感情といわれるものも人間が生き残るために必要な行動を起こせるようになるために必要不可欠な感情(エンパワー・エモーション:力を与える感情)だという事は前回述べました。
それでは今回はその利用法について解説したいと思います。
エンパワーエモーションを味方につける
エンパワー(力を与える=エネルギー)が強すぎると自分の手には負えなくなってしまうので、結果として望まない言動をとって後から後悔することが多くなってしまいます。
ネガティブな感情に含まれているエンパワー・エモーションの膨大なエネルギーを何らかの方法で調整してエンパワー・エモーションを扱えるようすることが、適切な言動に自分を導き自分の望む結果を出すためには必要です。
エンパワー・エモーションのエネルギーの消費方法
- 代替行為
運動、瞑想、呼吸法、眠る、リラクセーション、イメージング作業etc - 刺激統制
心地よい刺激を与える(音楽、匂いetc)、マッサージ、入浴、犬の写真を見る、美味しいものを食べるetc - 感情表現をする
唄う、作詞、叫ぶetc
様々な方法を使ってエンパワー・エモーションのエネルギーを今の自分が頑張ってギリギリ扱える強さまで消費した後、考え方・行動・環境・身体・感情への働きかけを行ってエンパワー・エモーションのエネルギーを最大限に活用しましょう。
結果重視の場合はエンパワーエモーションを十分に扱える強さまで、成長重視の場合は頑張ってなんとか扱える強さまで調整しましょう。
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