快適は大切!
「自分に厳しいことは良いことだ」「自分を甘やかしてはいけない」と思っていませんか?
自分を律し向上しようとする気持ちは大切です。しかし、ひたすら自分に厳しく接することは本当に良い事なのでしょうか?人が自分の能力を最大限に発揮しながら成長するためには厳しいばかりではいけません。いくら頑張っても認めてくれず怒ってばかりの先生や両親の元で子供は自分の良さを認め自分らしく生き生きと生きていけるでしょうか?
人は自分を愛し・信じ・尊敬していないと上手に生きていけません。いつも心が不安定で自分の能力を引き出すことができなくなってしまうからです。個人の資質や環境によっても異なりますが、人が自分のパフォーマンスを最大限に活かしながら生きていくためには快適と不快のバランスが大切です。
人が自分のパフォーマンスを最大限に引き出し成長していくためには、不快なことより快適なことが数倍必要です。できれば快適が不快の4倍、最低でも2倍は必要です。
もちろん楽しい事快(楽しい事)ばかりでは人間として成長できないでしょう。しかし苦しい/辛い事(不快)ばかりでは心身共に衰弱して何もできなくなってしまいます。筋肉をつけるためのトレーニングでも1日トレーニングをしたら2〜3日(48〜72時間)の休息をすることが必要だといわれています。傷ついた筋繊維が超回復(以前より強くなる)するまで48時間以上の時間が必要だからです。この時間を取らずに毎日トレーニングしたら筋肉が超回復することができないので頑張れば頑張るほど筋肉が弱くなってしまいます。
成長するためには心も体も快と不快のバランスを2〜4対1に保つことが大切なのです。
「成功した人は、普段の努力を重ねた人ばかりだ。だからそんなはずはない」と考える人もいるかもしれません。
しかし快という要素には回数や時間的な要素だけでなく強度という要素も含まれます。「好きなことをする」「結果がでる」ということは、とても強い快になるでしょう。他者からみたら厳しい練習や努力をしているように見えても「大好きなこと」をしていれば快が伴います。大好きでなくても「特別な才能」を持っていてドンドン結果がついてこれば快が伴います。
快(時間・回数 × 強度):不快(時間・回数 × 強度)=2〜4:1を目指しましょう!
毎日頑張っているのにうまくいかない
そう感じている人は日単位(週単位、月単位、年単位)を振り返って、快と不快のバランス取れているかをチェックしてみましょう!
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