モチベーションをアップする
長所を自覚して育てよう
モチベーションを維持できない理由の一つとして、「自分をよく知らない」ということがあります。「他人と比べてできないこと」「周りからの評価」「目の前の結果」ばかりに目が向いてしまって、「自分がどんなことが得意で、どんなことができるのか」をよく知らないのです。ないものばかりに目が向いてしまうので、自分を責めたり、落ち込んだり・・ネガティブな感情をたくさん使ってエネルギーを浪費してしまいます。(ネガティブな感情はポジティブな感情の4倍以上のエネルギーを消費します)
折角作り出したエネルギーを前に向くエネルギーではなく、自分を責めたり、嫉妬したり、憎んだり・・ネガティブなエネルギーとして浪費してしまうのです。どんな時でも自分の長所を自覚していることが大切です。自分の長所を自覚できていない人は、それを自覚するためにリフレーミングのスキルを高め、自分をこれまでとは違う角度から自分を見つめ直す練習をしてみましょう。
例えば、自分が「優柔不断であること」で悩んでいるなら「決断力のある人」の長所と欠点も書き出して比べてみましょう。長所は裏返せば欠点ですし、短所は裏返せば長所なのです。
どちらかの要素の長所とどちらか要素の短所を比べてしまうと、どちらかの要素が悪いことになってしまいます。ですから両方の要素の長所、短所を書き出して公平に比べてみましょう。もし「優柔不断な自分」が「決断力のある自分」になりたいなら、「想像力の豊かさ」や「人の気持ちを優先する」自分を弱めて、「決断の速さ」と「行動力」を手に入れる必要があります。
公平に比べてからどんな自分でいたいかを考えることで、自分を受け入れることができるようになっていきます。
決断力がある人 | 優柔不断な人 | 分類 |
決断が速い 行動力がある | 色々な可能性につて考える(想像力が豊か) 人の気持ちを優先する | 長所 |
選択肢が少ない(やるか、やらないかのどっちかだ) 自分の気持ちを優先する | 決断が遅い、できない 行動力がない | 短所 |
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