幸せを増やす講座27

自己肯定感の役割

自分なんて大嫌い!もっと強くなりたい!!

そんな風に思う人も少なくないのではないでしょうか?結論からいうと、これは非常に困難なことです。

なぜなら自分を嫌いなままで強くなることはできないからです。

自信をつけるために資格をとる、タフになるために体を鍛える・・結果を出すことで自分に自信をつけて強くなるための努力をしている人もいるでしょう。そうしたやり方も間違っているわけではないのです。しかし外部の条件だけを揃えて、強くなったように見えても、その条件は刻々と変わっていきます。結果は出る時と出ない時があります。

努力して仕事で結果を出して強くなった、自信がついたと思っても、次に失敗すると前の弱虫の自分が顔を出します。体を鍛えてタフになって強くなった、自信がついたと思っても、ケガをしたり、加齢で体力が落ちてくると前の弱虫の自分が顔を出します。

ただ結果や条件だけを追い求めて得た強さや自信は、結果や条件が変わると砂のお城のようにもろく崩れてしまいます。結果や条件などの時間や環境に左右されるものだけに頼ると心は安定しないのです。

結果や条件が変わっても強さや自信を安定して持つためには自己肯定感が必要です。自己肯定感とは自分がOKという事です。

自己肯定感
  • 何か問題があっても対処できる
  • 自分は自分や周りや未来に影響を与えられる
  • 自分には長所があり、欠点と思える部分も含めて自分でだから、今の自分でいい
  • 自分は安全で、この世界、場所に存在していても良い

といった感覚です。

自己肯定感は人生という海を航海する船に例えることができるでしょう。

「海」(世間、人、運命)

  • 良い時、悪い時ががあり、時間、空間、条件によって大きく左右される

船(自己肯定感、快を感じる回路の強さ)

  • 良い時でも、悪い時でも、ほぼ一定で、時間、空間、条件によって変化しにくい。

自己肯定感

「船が大きいと嵐のときも安心、なぎの時をたのしむ余裕、余力が残る」
「船が小さいと嵐のとき耐えるだけで精いっぱい。なぎの時も疲れ果てている」

自分を成長させるために自己を見つめ反省することも大切ですが、自己肯定感が育たないまま、それを行っても良い結果は生まれませんし、生まれたとしても長続きしません。安定した人生を送るために自己肯定感を育てましょう。

自己肯定感を育てるために、毎日の暮らし、1週間の暮らし、1ヶ月の暮らしの快(楽しい事)と不快(苦しい事)のバランスが2〜4:1になるように心がけて過ごしましょう。

奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

関連記事一覧

ブログ

Q&A

コメント

この記事へのコメントはありません。


TOP
TOP