食べ物で心をケアする講座

栄養から考えられる原因と対処

自律神経

ピロルリア

ピロルリアの特徴的な症状には発育不足、不快な体臭、思春期の遅れなどがあります。ピロルリアになるとB6と亜鉛が脳と体から失われ感情が不安定になります。

医師の治療を受けるとともにB6と亜鉛を積極的に摂取しましょう!!

低血糖

低血糖になると脳の適切な活動のために利用できるブドウ糖が不足します。砂糖や精製されたデンプンを多く含んだジャンクフードの食べすぎ、カフェイン、ニコチンの大量摂取によって高まりすぎた血糖値を下げるために大量のインスリンが放出され血糖値を下げ過ぎることになるからです。
神経質、イライラ、消耗、気落ち、めまい、眠気、忘れやすい、不眠症、継続的な不安、心臓のドキドキなどで、低血糖がうつ病の原因になることもあります。

高GI食品を避け低GI食品中心の食事にしましょう。

栄養素の不足

多動、神経質、うつ、心配、不眠などの症状は、ビタミンB群のひとつであるナイアシン(またはナイアシンアミド)の不足によっても生じます。ビタミンB3にはナイアシンとナイアシンアミドの2つの形があります。

ビタミンB3を積極的に摂取しましょう!!

乳酸レベルの上昇

砂糖や精製されたデンプンを食べれば食べるほど乳酸レベルが上がります。乳酸レベルが上がると疲労を感じるだけでなく不安を感じるようになります。カルシウムは脳の興奮を抑える働きがありますが、このカルシウムは乳酸にくっつく性質があります。カルシウムに乳酸がくっつくとその分だけ血液中のカルシウムレベルが下がってカルシウム不足で脳の興奮が抑えられなくなり不安になります。砂糖、カフェイン、アルコールといった物質を多くとると乳酸が血液中に蓄積し疲労と不安が発生します。

マグネシウム、カルシウム、ナイアシンは、乳酸の増加を抑えるので積極的に摂りましょう。乳酸レベルを下げることで不安の発生を抑えます。

興奮性伝達物質の過剰

脳内物質には「脳を興奮させる物質」「脳の興奮を抑える物質」があります。興奮性伝達物質が優勢になりすぎるとアドレナリンを大量に放出します。この時心臓は強く働き脳は覚醒し感覚は鋭くなります。

トマトや発酵食品に多く含まれるGABA (γ-アミノ酪酸)や肉類や魚介類など動物性のタンパク質に多く含まれていグリシンなどの抑制性アミノ酸をうまく使うことで鎮めることができます。

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奥村英樹

心理カウンセラー、加圧インストラクター、整体ボディケアセラピスト、スポーツフードアドバイザー、家庭物理療法師、医療機器の販売及び貸与営業所管理者など心と体をケアするための資格を持つ心と体のケアのスペシャリスト

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